表側の矯正
最も一般的な矯正治療で、歯の表側に装置をつけて治療を行います。
当院では、透明の装置やセルフライゲーションブラケットの目立ちにくい装置を使用します。
- セルフライゲーションブラケットについて
- 従来の歯を動かすワイヤーは、細い針金、あるいは輪ゴムを使ってブラケット(歯の表面に付ける装置)に固定していました。
セルフライゲーションブラケットでは、従来のブラケットに比べてブラケット自体がワイヤーを保持する構造を持つためワイヤーとブラケット間の摩擦抵抗(フリクション)が軽減されることにより、スムーズに歯を移動させることができるようになりました。
これにより初期の歯の移動に伴う痛みが軽減し、治療期間を短縮することができます。
当院での使用経験では、治療期間が約20%前後短縮する傾向にあります。
当院では審美性に優れて、変色のないセラミックブラケットでありながらフリクションフリーのブラケットであるデーモンクリアと最も審美性に優れているラディアンスを採用しています。
セルフライゲーションシステムのメリット
- 歯を動かすときの痛みが少ない
- 治療期間が約20%~30%短くなる
- 通院の回数が少なくなる
- 歯を抜かずに治療できる可能性が高くなる
- 歯を支える組織に優しい
裏側の矯正
装置を歯の裏側(舌側)につけて行う方法で、舌側矯正またはリンガル矯正と呼ばれています。
外からは装置が見えないため、人目を気にせずに治療が受けられます。
ワイヤーの装置に抵抗がり矯正治療を避けてきた方や職業柄どうしても表側の装置では矯正治療ができなかった方も裏側の装置で見えない矯正を始めてみませんか。
マウスピース型矯正歯科装置
(インビザライン)
矯正装置の中で最も目立たない、透明のマウスピース型矯正歯科装置です。
- インビザラインとは
- インビザラインとは、アメリカのアラインテクノロジー社が開発した透明で薄いマウスピース型の矯正装置で、
全世界で70万人以上の患者さまの矯正治療に使用されています。
透明で薄いため、口元の見た目は装着しているのがほとんどわかりません。
また、取り外しが可能なため衛生的です。
自宅治療が可能なため、通院回数(1.5~3ヶ月に1度)も少なくて済むこともメリットです。
ただし症状によっては使用できない場合がありますので、ご相談ください。
*インビザラインは医療機器対象外の医療器具であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。